UpDate 2023.04.26
2015.10.26 JR和歌山駅にて
先頭のクハ104−551ですが
この車両が生まれたのはJR西日本になってからであり
1形式1車両の珍車の見本と言える存在です。
元々この編成はクハ105−7が連結されていましたが
1989年11月にJR桜井線を走行中に車両側面にダンプカーが衝突する踏切事故に遭遇し
車両右側側面を大きく損傷して1990年03月に廃車となりましたが
このままでは相方を失ったクモハ105−517が走れなくなってしまいます。
不幸中の幸いだったのが運転台部分一式と床下の冷房電源用MG(電動発電機)が損傷しなかったので
当時非冷房車で廃車前提の保留車として留置されていたモハ102−385を電装解除して
運転台とMGを移植して分散型冷房のWAU102を搭載して出来上がったのですが
105系500番台で唯一の分散型冷房車であり、1形式1車両の珍車となったのです。
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