UpDate 2013.04.05
2002.09.21 JR東北本線 豊原〜白坂間にて
417系は1978年に地方都市の客車列車の電車化用として設計され
まずは3両編成5本が仙台地区に投入されました。
その後は金沢や秋田地区への投入も考えられていたようですが
国鉄の財政悪化による緊急投資抑止により製造が中止となり
各地方都市には急行型電車の格下げ転用や715系系列による電車置き換えが行われ
結果的には仙台地区にしか生息しない少数派となりました。
そして国鉄の広域転用の方針に伴い交直流型として製造されましたが
直流区間は製造時の公式試運転と製造メーカーからの自力回送の時だけとなり
これもまた珍しい事例となりました。
その後仙台地区を離れることなく働いてきましたが
2007.07.01を以て運用離脱し全車廃車処分となりましたが
1本は阿武隈急行に譲渡され現在も使用されており
1本は利府の訓練施設で訓練用機材として余生を過ごしているようです。
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